創業融資のサポートで手数料を頂いていない理由

営業

今年に入ってからですが、顧問契約のお客様に対して、
創業融資(日本政策金融公庫)のサポートをしています。

これまでは事業計画書作成のお手伝いやチェックに留めていたのですが。
現在は、お付き合いのある公庫担当者のご紹介や、
担当者への融資可能額の事前打診もするようになりました。

そこで当初悩んだのが、お客様から融資サポートの手数料を頂くかどうか。
結論、手数料は頂かない方針にしています。

理由として、創業融資が通るかどうかは、
お客様自身によるもの(事業内容・資金状況・熱意など)が大きいと思っているからです。

もちろん税理士がサポートすることで、
スムーズに融資が進むため、お客様・公庫担当者からも喜んで頂けますし、
ある程度こちらも工数がかかりますので、価値あるサポートだと思っています。

ですが、私たちが創業融資に大切だなと思っているのは、
お客様自身が主体となって対応して頂くことです。

数字のことは全て税理士に任せているので私は知りませんでは、
この人にお金を貸して大丈夫か?と思われてしまいますよね。
(余談ですが「令和の虎」という番組で、まさにこういう志願者がいて詰められていました…)

そもそも事業そのものに見込みがなければ、
どんなに税理士が体裁を整えても、銀行はお金を貸してくれませんし。

仮に手数料が発生すると、お金を払っているんだから全部任せたよ、
となりかねないかなと。
独立前に「税理士のせいで創業融資を受けられなかった!」
という方もチラホラ見かけましたし(; ・`д・´)

あくまで私たちはスムーズに融資が進むようサポートに徹する、
なので別途手数料は頂かないというスタンスに落ち着きました。

そもそも成功報酬という形や、融資額×何%という、
曖昧な報酬体系がやや苦手というのもありますが…笑

大事な創業融資の資金、今後のためにぜひ大切に使っていただきたいです。

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