HPの顧問契約サービスのページに、
「ミスマッチが起きるかもしれない方」をいくつか挙げています。
随分上からだな(-“-)、と思われる方もいるかもしれませんが、
長いお付き合いになる顧問契約で、
最初から合わない相手を選んでもお互いよくないかなと思っているので。
そのなかのひとつに、
本業が別にある方(会社員の副業・節税目的のために作った会社)を挙げています。
理由ですが…
独立前にたくさん関与させて頂いて、全く面白くなかったから(;’∀’)
節税目的の会社は動きが単調になりがちですし、
相談内容は、いかに税金を減らすか・新しい節税策はないかがメイン。
独立前のお客様は、サラリーマン投資家の方も多かったのですが、
「税理士の仕事=税金を減らすこと」
と思っている方の割合が大きかったように感じました。
(ご自身で税金の勉強を熱心にされているのでなおさら)
これは独立前、社内の別メンバーが経験した話ですが、
2年連続で還付申告⇒3年目で納税になった方から、
「還付にならないと、そちらにお願いしている意味がないんです!!」
「納税は損なんですよ。私の意向を汲み取ってもらわないと困る!!」
とお怒りの電話を頂いたことがありました。
お客様とコミュニケーションがとれていなかったという点で、
こちら側にも落ち度はあったと思うのですが、
このような方の場合、どんなに税金の仕組みをご説明しても納得頂けません。
もちろん余分な税金を減らすことは、
税理士がお役にたてる仕事の一つではありますが…
節税って無限にできることではないですからね。
尽きない節税欲にお付き合いし続けるのは、
いくらお客様といえど、こちらも疲弊しますし面白くない。
やはり、長期的に関与するとなると、
どうしたら事業をよくしていけるか?という目線の方のほうが、
お力になりたいと思えるし、一緒に仕事をさせて頂いて楽しいんですよね。
もちろん、本業が別にある方が皆同じというわけではないですし、
入り口を絞るのは勇気がいるのですが(;´∀`)、
ミスマッチを未然に防いでおくことは大切だなと思っています。
本業が別にある方を積極的に受けていない理由

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